【 令和6年度守山商工会議所青年部会長所信 】
~ワクワクするYEGへ~
日本は神武天皇が即位して始まり今年で皇紀2684年、現存する国の中で最も古い国としてギネス認定されています。
その日本の伝統文化には、自分の利益だけでなく、他者の利益や幸せも考えて行動するという「利他の心」があります。しかしながら、現代の日本では利己主義や個人主義が広まってきていると見られています。そんな時代だからこそ今年度のスローガンを『利他共栄 ワクワクするYEGへ』とさせて頂きました。
「利他共栄」とは、自分の利益だけでなく、他者の利益や幸せも考えて行動することで、自分も他者も共に栄えることができるという考え方です。
これに対して、目先の利益に囚われて、自分の損得勘定で行動する人は、他人のことを考えず、自分のことだけを優先します。その結果、他人からの信頼を失い、孤立してしまうことになりかねません。
他者の利益や幸せを配慮することで、自分だけでなく、会員間はもちろん、家族や友人、仕事仲間や社員、地域社会との関係を良好に保ち、共に幸せになることができます。そしてその幸せが、街を活性化させる原動力となり豊かな郷土を築くことができます。
この考え方は、YEGの活動にも反映されています。YEGの活動とは、会員間でのビジネス交流・情報交換・親睦を深めることや、地域経済の発展に力を注ぐことです。これらの活動は、自分の利益だけでなく、他者の利益や幸せも考えることができ、信頼関係や協力関係を築くことができます。そして、それが私たちのワクワクするYEG活動の原動力となります。YEG活動を通して、個人・自社業の活性化・人脈づくり・スキルアップをするとともに、企業活動では得られない企画力・組織運営・経済活性の取り組みを実践していくことで、個人としても成長していくことが必要です。そして、その成長は、自分だけでなく、他者や社会にも貢献し、ワクワクするような活動や成果を生み出すことができるのです。
私は、利他共栄の考え方をもとに、YEG活動を推進していきたいと思っています。しかし、私一人では実現できません。
どうか、私と一緒に、この守山からワクワクするYEG活動を繰り広げて日本の未来を創造していきましょう!!